絶筆。

hirahira01152011-09-02


梅庵日記、ひらひら日記、梅庵落書帳を編集し印刷しました。
梅庵日記は公開を機に、大幅な削除をしました。
編集対象は各カテゴリーに入れていたエッセイ風の文章だけにしました。
文字数にして、50万字、B5で500ページになりました。
吉野に隠居して何をしていたのか。
その質問への回答です。
質問者のために書いたのではなく、ボクの数年間の魂の記録です。
家族やボクのことに関心を持っていただいた方に対する感謝の気持ちです。
  
新カテゴリーは「家族」「人生」「短歌」「心身」「田舎」「登山」「随想」です。
校正をしているときに、一貫性のないことや、矛盾している箇所があることに気づきましたが、訂正は誤字脱字など最小限にしました。
梅庵落書帳は初めて公開するつもりで書きましたから梅庵日記とダブった表現の箇所もあります。
それも、そのままにしました。
過去に遡ることはできませんから。
  
同時に、未来のことについても想いを馳せました。
この辺りで、絶筆にしようと。
ひらひら日記だけは「連絡帳」として続けます。
  
何か、纏まったものを書いてみたいと思っていましたが、その気もなくなりました。
それは、311・FUKUSHIMAを経験したからです。
FUKUSHIMAの前では何もかも無力です。
FUKUSHIMAとFUKUSHIMAに続く負の遺産の前では。
  
人間はどんなに困難で苦しい時にも「生き延びたい」という本能を持っています。
どうすれば良いのか。
ボクの意見は書きました。
  
明日になれば、気が変わるかも知れませんが。