善悪のリトマス試験紙。

何が善で、何が悪かを見分けることが難しい時代に入った。 きのうは、映画ヴェロニカ・ゲリンの感想を通じてボクの読み方を披露した。 映画の主題ではないけれども、映画や小説、日々のニュースから何を読み取るかは自由だ。 今朝のニュースを見ていて、ある…

 ヴェロニカ・ゲリン。

映画の題名。 1996年に麻薬組織によって殺害されたアイルランドの女性ジャーナリスト。 彼女の勇気ある行動によって、麻薬組織の撲滅、法秩序の回復などが進んだというところで映画は終わる。 勧善懲悪、正義と悪がはっきりしている。 悪の温床に手をつける…

 すすむ情報の爆発。

新聞を広げ、明るいニュースを探す。 明るいニュースと言うよりも、光明を感じることができる出来事を探す。 パソコンに向かって、「明るいニュース」で検索した。 トップに出てきたのは「明るいニュースを探しています」という「教えてgoo」のサイトだった…

 ミステリーツアーへの招待。

先週の土曜日、妻をミステリーツアーに招待した。 招待者は、ボク。 行き先も知らせず、目的も言わず、経費は招待者の負担で。 「それ、いいね」と同意してくれた。 車のガソリンを満タンにして、ETCカードを入れてるまでは、思い通りに進んだ。 ボクは提…

 囲碁観戦を楽しむ。

日曜日は、NHKで囲碁対局を楽しんでいる。 きのうは、思わず拍手した。 女性棋士が3回戦をはじめて突破しベスト8に入った。 謝依旻(しぇい いみん)。 台湾出身の囲碁女流棋士。 22歳の若さで、女流囲碁タイトルを総なめし、女性第一人者。 男と女は…

 ファッションを楽しむ。

先日、大阪に出た時にダウンを買った。 大きな駐車場があって、ホームセンターやスーパー、薬品、靴、ファストフードの店などが集まっている一角にその店はあった。 ユニクロ。 以前から、サーモシャツなどを愛用している。 登山をする時や山奥で冬を越すの…

 大相撲を楽しむ。

被災地の子供の励ましをもらっている。 相撲界も絶望的な状況を抜け出せるかどうか、呻吟している。 本場所は明日が千秋楽。 13日目に把瑠都関の優勝が決まった。 ボクは12日目の実況放送に釘付けになった。 そして、かって味わったことのない感動を受け…

 「子供の義賊」に学ぶ。

3日ほど前から、「光明」を書いている。 絶望の時代、どこに明るさを見つけるのか。 きのうは被災地の「子供の笑顔」と書いた。 被災地からの情報も、「ここに来て」やっと本音が出てきたとも書いた。 今朝、ブログを閲覧していて感激した。 北村隆司さんの…

 「ここにきて」。

311から10ヶ月。 まもなく一年が来る。 この間、テレビや新聞、マスコミは連日この問題を取り上げてきた。 原発の内部はどんな状況になっているのかは誰もわからない。 わかっていることは、有害放射能物質が全土に散らばっていること、被災地がゴミの…

 「絶望の時代」というのは、ない。

「絶望」というのは、人の意識。 人の意識は一人ひとり違う。 「絶望の時代」という言葉は、その時代に絶望している人が多いということ。 「病気というのは、病気にかかっていると思っている人がいるだけのこと」。 病気というものはない、その人の属性を「…

 現在は「絶望」の時代か。

昨年の日記では、「絶望の時代」という言葉をたくさん使った。 ボクは20年前に「時代が変わる」、ということに気づいた。 ひらひら日記で強調したのは、誰にでもわかる時代に入ったこと、説明を要しない状況になったからである。 それは、世界と日本の政治、…

 気のせい。

「気のせい」という言葉は、「実際は何も存在しないのに気持ちだけが動くことと」思い、使っていました。 吉野に来てこの認識が間違っているのではないか、と思っています。 新たな「気づき」を一つ。 きょうの日記で栗の実を紹介しました。 15個ほど収穫…

 蚊。

玄関を開けると、正面から大きな蚊がこちらに向かって直進してくるのがわかりました。 一メートルほど手前まで来ると、右へ直角に曲がりました。 ボクは、ボクの存在に気がつき、慌てて方向を変えたのだと確信しました。 それほど、蚊の行動が極端なものだっ…

 絶筆。

梅庵日記、ひらひら日記、梅庵落書帳を編集し印刷しました。 梅庵日記は公開を機に、大幅な削除をしました。 編集対象は各カテゴリーに入れていたエッセイ風の文章だけにしました。 文字数にして、50万字、B5で500ページになりました。 吉野に隠居し…

 カレンの熱。

きのうのメール(ブログのコメント)に電話で返事をするつもりでしたが、時間が早かったので西の京まで一走りしました。 ママが外出中で子供たち3人が家にいました。 一人は、「何をしにきたの」。 一人は、「カレンは二度目」。 カレンは、寝床から「吉野…

 虫のメッセージ。

死んだ振りをした虫が、目を離すと動き出す。 以前にも書いた。 目の前に置いた食物を持って行ったのは初めてだ。 ちょうど、「動物たちのこころの世界」(ドーキンス)を読んでいた。 動物は「思考」するのか、をテーマにしている。 ボクは、人間以外の生き…

 花の匂いは人を選びます。

「気」というカテゴリーを新設します。 大気、空気、気功の「気」、です。 還暦から古希までの10年間、毎日が日曜日の暮らしをしてきました。 この間にボクは二つの発見をしました。 一つは「自己B」今ひとつは「気感」です。 「気」という言葉は、誰もが使…