虫歯。

以前治療した左奥、下側の歯が傷んでいます。
きのう、放置できない痛みを感じました。
  
医者にはかからないというものの、歯だけは例外にしてきました。
10年間で2回の診察を受けただけです。
しかも、一回目は歯石をとってもらっただけです。
  
以前から通院しているY歯科が廃業されたのでどうしようかと考えました。
どちらにしても、一度奈良に帰える必要が生じたと思いました。
  
「ダメでもともと」、と心身のケアーをしました。
不思議なことに、苦痛が和らぎ、30分もするとほとんど痛みがなくなりました。
一番効果的だったのは弛緩法でした。
夜は布団のなかで肩に手を当てて気を送りました。
筋肉が緩んでいくことが実感できました。
ところどころ、ピリピリする痛さもありましたけれども。
  
それにしても、虫歯の痛みまでとれるとは驚きでした。
  
原因はわかっています。
この間、日記や詩を編集するためにPCに付き合い過ぎたことです。
囲碁で負けたり勝ったりのストレスもあったと思います。
不自然な姿勢を続けたことで肩が凝り、体液の流れを悪くしたのだと思います。
坐禅、気の聚まりが上手くいかないことも原因にあると思います。
  
健康の秘訣は血流、体液の流れにあることを改めて思い知りました。
それにしても、虫歯の痛みまでとれるとは信じられません。
しかし、事実なのです。
  
痛みは取れても、虫歯が治ったわけではありませんから治療をするかどうか迷っています。
おばさんは、こまめに歯科医に通っていました。
身体は悪くないけれども、「歯」に弱点があるようです。
来られるたびに「歯」のことが話題になります。
最近、顔の形が変わってきたように思うのは、歯と歯の骨格の変形ではないかと密かに思っています。
そのこともあって、治療をすることに躊躇があります。
今朝、心身症で通院する人の多くが薬漬けになってそれが自殺の原因になっている、というレポートを見ました。
事実だとすれば、「医者にかかると病気になる」の一例です。
  
歯医者だけを例外にしていたのは、虫歯は病気ではなくみずからの不始末だと思っていたことと、「痛い辛抱はできない」ということでした。
心身論の実践で痛みを遠ざけることができれば、例外にする必要はありません。
  
しばらく歯痛と付き合ってみることにします。